Google I/O 2013に参加してきたので、まずは、1日目のKeynoteまでレポートします。
会場のMoscone Centerに到着。でっかいGoogle Mapピンが目印です。
入り口の前にIntelのロゴが入ったあやしいDroid君がいました。
朝食会場。
(健康的な)朝ごはん。。。
うまく撮れなかったのですがめちゃくちゃ人がいて、朝食会場の中を1周しても収まらないぐらい大行列でKeynote会場のオープンを待ちます。
9:00の時点で全員入りきっていなかったので、9:30ぐらいからスタートかなーと油断していたのですが、Keynote会場に入った時には既に始まっていました。。。
Keynoteの内容は、 Google I/O 2013 開幕、初日キーノート速報 - Engadget Japanese が素晴らしいまとめなのでお任せして個人的な感想を。
Google Play services
Google Play servicesという名前は今回はじめて見聞きしましたが、 http://developer.android.com/google/play-services/index.html を読めばざっくり分かります。
With Google Play services, your app can take advantage of the latest, Google-powered features such as Maps, Google+, and moreGoogle Play services client libraryと、以下のようなGoogle Play services APKを使った構成になっていることをざっくり掴んでおきましょう。
最後にGame servicesが出てきますがまず4つ
- Google Maps Android API v2
- これ既に出てた気がするんだけどあまり覚えてないので動画見直す
- Location APIs 詳細はこちら
- Fused location provider: GPS, Wi-Fiなど気にせず良い感じの位置情報を取得できるらしいけど、 LocationManager#getBestProvider() と何が違うんだろう?と少し調べたら仕組みが違った。そもそもパッケージも違う新しいAPIで、Google Play services経由で位置情報を取得するっぽい。
- Geofencing: アプリ側で定義したエリアにユーザが入ったり出たりしたかどうかが分かるっぽい。これ面白そう。
- Activity recognition: 車に乗っているか、歩いているか走っているか、自転車に乗っているか分かるっぽい。これも面白そう。DetectedActivityクラスに定数が定義されてたよ。
- Google+ Sign-In
- Google+ サインインの話
- Google Cloud Messaging
- すげー速いだろ?俺たち頑張ってるんだ的な話から、サーバからデバイスだけじゃなくて、デバイスからサーバへ Upstream messaging って具体的にどういうことができるかわからなかったからあとで調べる。
- あと、Keynoteで言っていたか忘れたけどNotificationが同期されるようになるよ!って話が出た時にすげー拍手おきていてた(笑)Phone側でNotificationをスワイプで消したら、Tablet側でも消えるみたい。これはいいね!
Google Play game services
iOSのGameCenterみたいなサービス
ユーザにGoogle+ Sign-Inしてもらって以下のAPIが使えるようになる。
- Cloud save
- ゲームのプレイヤーレベルや設定、どのステージまで進んだかなど簡単なデータはこのAPIでシンプルにサーバに保存できる
- Google DriveやGoogle App Engineとは別物
- あとのセッションで聞くには「もちろんGoogle DriveやGoogle App Engineでもできるけどちょっと大袈裟だよね、ちょっとしたデータはこのAPIで超カンタンに保存できるよ」という感じでした。
- Achievements
- 称号みたいなものを管理できる。
- Leaderboards
- ランキングです。Google+ アカウントを使っているので自前で開発しなくても友達とのランキングなどを簡単にできる。
- Multiplayer
- 以下へ
レースゲームのデモがありました。上の写真の右のスクリーンは一緒に遊ぶ友達を選ぶ画面です。UIは全てライブラリが提供してくれるので自作する必要がありません。
友達を選んだあとに接続を待つ画面です。いわゆるRoom画面ですね。これもライブラリが提供してくれるので自作する必要がありません。
このあと会場のWi-Fiがしねしねだったのでゲームスタート!とはいかなかったのですが・・・。
Google+ の友達とリアルタイムに遊ぶようなゲームにはありがたいAPIなのではないでしょうか。もうRoom画面は作らなくていいんですよ!楽だわー。
Google Play game servicesに対応したゲームを提供している会社はこんな感じ。遊んでみよー。
Android Studio
Android Studio のデモは良かった。便利そう。良し悪しはしばらく使ってから考えよう。
Google Play Developer Console
- Optimization Tips
- アプリをより良くするためにアドバイスをもらえるのは嬉しい。
- App Translation Service
- 自動翻訳はまだまだひどいから、有料の翻訳会社に発注できるようになった。
- 翻訳の質は試してみないと分からないけど、アテがない場合は翻訳会社が見つかるからありがたいし、少なくとも自動翻訳よりは良さそうね。
- Usage Metrics & Referral Tracking
- Google Analytics for Androidを入れずにPlay Storeへのリファラが見れるようになったのかな?あとで調べる。
- Revenue Graphs
- あとで
- Beta Testing & Staged Rollouts
- ベータ版、アルファ版、リリース版とAPKをアップできるように。
- ベータ版、アルファ版をGoogle+のCircleとか使ってテストしてもらえるように。
- リリース版も段階的にユーザに提供できるように。
- ざっくりしか分かってないのであとで調べる。
Google Music
$9.99/monthで音楽取り放題。もちろん日本は・・・。
Galaxy S 4 アンロック版
いよいよ端末の話だー!と、にわかに期待したのですが、アンロック済みのGalaxy S 4を売るよーと。値段も$649と全然安くないので微妙ーな空気になりました。結局、その後も新しいデバイスについては発表なし(あ、アレがもう少しあとで出てきます)。
Chrome
Chromeユーザが伸びてるよー。
Chromebookで画面をスワイプして、Hobbitの敵(?)からの攻撃をよけるゲームのデモ。
WebPは軽いし、
ネコの目からビームもでるよ!(Gifアニのような画像のデモ)
VP9も軽い(素晴らしい)。
340MBぐらいのH.264な動画が、125MBに!すごい!
Google Walletで簡単に購入フローが置き換えられるよ。
Web Componentsの動画のあとにレースゲームのデモ。
お土産はChromebook Pixel
お土産はChromebook Pixelでした!会場のテンションがピーク!隣のでっかいお兄さんが3回ガッツポーズをしてました。
Google Play for Education
Google Play for Educationの話がしばらく続きます。学校に導入して子供たちが楽しそうに勉強している動画が感動的だったのであとで調べよう。
Google+
大きく3つ
- Stream: UIの変更についていろいろ
- Hangouts: テキスト、写真、動画のコミュニケーションがGoogle Talkなどバラバラだったので整理して刷新したHangoutsアプリを提供するよー
- Photos: 写真管理を刷新
Search
- Knowledge Graphの対象言語が増えたよー
- PC向けChromeで「OK Google...」で検索できるようになったよー
- Google Nowのデモいろいろ
Google Maps
(量が多いのでまた別で)
Closing
なにやら神がかった雰囲気の人が・・・。
ラリー・ページきたーーー!びっくりしました。
「Googleのことを他社との比較でしか語らないのってつまらない。成果を出すにはネガティブじゃダメ。ゼロサムじゃないし、テクノロジーでできることの可能性は無限大。今まで存在しない物を作り、テクノロジーを使って世の中をよくしたい。技術に興味をもつ人をもっと増やしたい」 #io13
— Fumiさん (@Fumi) 2013年5月15日
最後に、ラリー・ページに直接質問できる質疑応答タイムをして終わりました。
今年のKeynoteは各プロダクトのサマリーを発表するという感じで、あとの各トラックのセッションはこれらの詳細になるものがほとんどでした。
それぞれ気になるものはまたブログに書くかもしれません。
Keynoteについては以上です。ではでは!
0 件のコメント:
コメントを投稿